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国民民主党の玉木雄一郎代表=2024年10月27日午後10時59分、東京都新宿区、長島一浩撮影
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 国民民主党の香川県総支部連合会は25日、来夏の参院選に向けて香川選挙区(改選数1)の公認候補者の公募をスタートした。

 県内の衆院香川2区は、党代表の玉木雄一郎氏の選挙区で「おひざもと」だ。10月の衆院選比例区では、県全体で自民党に次ぐ票数を獲得しており、今後の野党間の候補者調整などにも注目が集まる。

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 選考委員会を務める国民民主党所属の県議や地元の市町議員ら計6人がこの日、記者会見を開いて公募を発表した。

 選考委員による面接や支援者らに向けた演説などを経て、候補者を決め、年明けまでに公表したいという。

 これまで、県連では通年で候補者を募集していたが、特定の選挙で選考委を立ち上げて公募するのは初めてという。

 県連幹事長の山本悟史県議は会見で、先の衆院選で国民の議席が4倍まで伸びたことや、「103万円の壁」をめぐる政策が注目されたことをあげ、「野党の政策がここまで影響を与えているのはこれまでになかった。このような中で、『国民民主党に投票して良かった』と思ってもらえるようにしたい」と語った。

記事後半では、野党共闘の「先進区」とされてきた香川県の状況について紹介します。

 来夏の参院選をめぐっては…

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